働きながらの転職活動?それとも退職してから始めるべき?

働きながらの転職活動?それとも退職してから始めるべき?

転職市場が目に見えて活気を取り戻しつつあるようです。2013年度初頭のデータにおいて、転職希望者数、求人数ともに過去4年間で最も多いことが分かりました。安倍政権の経済政策である、通称「アベノミクス」により景気の回復基調や企業の採用熱の高まりを受けているようです。

 

 一般的に、雇用は景況感に遅れて反応する「遅行指標」と呼ばれ、景気と企業の採用活動はある程度連動すると言われています。企業側が「景気が良い」と思えば更に事業を拡大させようとし、採用活動を拡張させます。一方で「景気が悪い」と思えば、事業を縮小し採用活動も縮小するようになります。最近行われた景気を見る調査でも、現状の改善と先行きに対して、近年稀に見るくらい強気の見方が報告されているので、しばらくは転職市場も好調が予想されます。

 

 そんな状況で考えられるのが、非公開求人の件数の増加です。非公開求人とは企業が求人を一般公開せず、取引や提携のある人材紹介会社に紹介を依頼している求人です。非公開求人の理由としては、一般的には、新事業参入・新規プロジェクト立ち上げに伴う人材募集、株式公開に伴う人材募集などのように極秘案件であり且つ専門性が高かったり優秀な人材が必要になった場合や、通常の採用フローだと人材確保が間に合わないケースが多いと言われています。景気の見通しが良くなり企業が事業拡大策及び採用活動拡張策を取ろうとする今、こうした非公開求人の件数が増えることが予想されます。非公開求人は、過去に採用実績のある人材紹介会社に依頼されることが多く、優良な関係性をお互いに構築しているからこそできる求人依頼であるため、その求人依頼そのものが良質な求人情報である確立が非常に高いです。また、非公開求人は一般の転職サイトや転職情報誌などに掲載されておらず、人材紹介会社経由でしか知り得ない情報なので、応募も人材紹介会社経由のみとなります。

 

 この好調な採用景気がどこまで続くのかは読めないところですが、チャンスがあればいつえも動けるように準備をしておくのが賢いビジネスマンと言えるでしょう。景気が良く業務多忙であると通常業務や付き合いだけでも忙殺され、目の前だけで頭がいっぱいになり自分のキャリアを考える機会がないかもしれません。人と同じ考え方や行動をしていると、チャンスを逃してしまいます。今だからこそ、時間を作って自分のキャリアの棚卸しと今後のキャリアプラン構築を行い、転職活動の準備を進めてみてはいかがでしょうか。景気が悪くなり業績も悪くなると、給料や賞与が下がり、転職したくなる人が増えます。この「逆張り」戦略こそが、転職市場で成功するための大切な考え方ではないでしょうか。

 

トップページに戻る